やさしく読める英語ニュース
科学
2020/04/06-
コロナウイルスが広がる中、高齢者と家族をつなげるロボット登場
In Belgium, robots let elderly connect to loved ones during coronavirus outbreak
-
In Belgium, robots let elderly connect to loved ones during coronavirus outbreak
In March, the Belgian government introduced several measures to help stop the spread of the coronavirus. One of those was banning visitors to elderly care homes.
However, that makes it hard for care residents to see their loved ones. A Belgian robotics firm has stepped in to help, offering to lend 60 butler-style robots to the care homes.
The 1.2-meter-tall robot “James” can make video calls to connect residents to their families.
和訳
コロナウイルスが広がる中、高齢者と家族をつなげるロボット登場
3月、ベルギー政府は新型コロナウイルスの(感染)拡大を防ぐためにさまざまな手段を講じた。そのうちの1つは、高齢者の介護施設での面会を禁止することだった。
しかし、これにより高齢者が愛する家族と会うことが難しくなってしまった。ベルギーのロボットの会社が手を差し伸べ、60台の執事型ロボットを介護ホームへ貸し出した。
身長1.2メートルのロボット「ジェームズ」は、入居者を家族とつなげるため、ビデオ通話を可能にする。
キーワード
elderly | 高齢者 |
---|---|
loved ones | 愛する人々(家族や親友などを指すことが多い) |
outbreak | 発生、流行 |
government | 政府 |
measures | 手段、方法 |
ban ~ | ~を禁じる |
elderly care homes | 高齢者介護施設 |
hard | 難しい |
firm | 企業 |
step in | 介入する |
lend ~ | ~を貸す |
butler-style | 執事の役割を果たす(ここでは、お手伝いをする) |
- |この記事の音声、印刷は
こちらからどうぞ|
科学の
やさしく読める英語ニュース
-
写真提供:Photo AC
- ヒトゲノム完全解読と発表
- ヒトゲノム完全解読と発表 2022年3月31日、初めてヒトゲノムが完全に解読されたことが発表された。科学誌「サイエンス」の掲載により明らかになった。 ヒトゲノムの解読は2003年にも発表されたが、まだ解読困難な部分が約8%あった。 最新のゲノムは、それらの欠落部分を埋めるものである。 この発表により、科学者は遺伝性の病気の解明をより容易にできるようになる。
-
- 人に親切にすることは報われる:科学者の報告
- 人に親切にすることは報われる:科学者の報告 親は子どもに、「親切にすると報われるものだ」とよく話してきかせる。科学者も同じことを述べている。 近刊の『Kindness of Stranger』で、アメリカの心理学者は、親切であることはすべての人間の特徴であると述べている。この本では、人類が何千年もかけて進化する過程で、親切であることが生き延びることに役立ったとしている。 さらに、人びとは、創造的であったり従順であったりすることよりも、親切であることが一番大切な特性であると考えている。
-
© NASA
- 小惑星の地球衝突の危険なしとNASA発表
- 小惑星の地球衝突の危険なしとNASA発表 米航空宇宙局(NASA)によれば、地球は巨大な小惑星の衝突から少なくともあと100年は安全であるという。 アポフィスは巨大な小惑星で、2029年、2036年、2068年に(地球に)接近する。2029年と2036年に地球に衝突する心配があったが、NASAの分析家は以前にこれらの懸念を否定していた。 3月26日、NASAの科学者は望遠鏡からの新しいデータにより2068年の衝突の可能性を否定し、今後100年は(アポフィスの衝突の)心配がないと発表した。
-
- ドローンの遠隔操縦に免許取得義務化の予定
- ドローンの遠隔操縦に免許取得義務化の予定 3月30日のニュース報道によると、政府は操縦者の目が届かない距離を飛ばすドローンの操縦に免許の取得を義務づける方針だという。 免許取得には、学科試験と実技試験両方に合格する必要があり、年齢制限もある。免許は一定期間有効で、更新が必要になる見込みだ。 免許制度は2022年に導入される予定だとこの情報筋は述べた。
- Top
- やさしく読める英語ニュース
- コロナウイルスが広がる中、高齢者と家族をつなげるロボット登場