Easy Readingfor Students
やさしく読める英語ニュース
科学
2020/08/03-
人に親切にすることは報われる:科学者の報告
Being kind pays off, scientists say
-
Being kind pays off, scientists say
Parents often tell children “it pays to be kind.” Scientists also say the same thing.
In an upcoming book “Kindness of Strangers,” an American psychologist writes that kindness is part of every human’s character. The book argues that as humanity evolved over thousands of years, kindness helped us to survive.
What’s more, people see kindness as our most important trait — more important than even creativity and obedience.
和訳
人に親切にすることは報われる:科学者の報告
親は子どもに、「親切にすると報われるものだ」とよく話してきかせる。科学者も同じことを述べている。
近刊の『Kindness of Stranger』で、アメリカの心理学者は、親切であることはすべての人間の特徴であると述べている。この本では、人類が何千年もかけて進化する過程で、親切であることが生き延びることに役立ったとしている。
さらに、人びとは、創造的であったり従順であったりすることよりも、親切であることが一番大切な特性であると考えている。
キーワード
pay off | 報われる、結果につながる |
---|---|
often | 度々、頻繁に |
it pays to ~ | ~であることは報われる |
upcoming | 近刊の、今度の |
psychologist | 心理学者 |
character | 特徴 |
humanity | 人類、ヒト |
evolve | 進化する |
What’s more | さらには |
trait | 特性、特徴 |
obedience | 従順さ |
- |この記事の音声、印刷は
こちらからどうぞ|
科学の
やさしく読める英語ニュース
-
© NASA
- 小惑星の地球衝突の危険なしとNASA発表
- 小惑星の地球衝突の危険なしとNASA発表 米航空宇宙局(NASA)によれば、地球は巨大な小惑星の衝突から少なくともあと100年は安全であるという。 アポフィスは巨大な小惑星で、2029年、2036年、2068年に(地球に)接近する。2029年と2036年に地球に衝突する心配があったが、NASAの分析家は以前にこれらの懸念を否定していた。 3月26日、NASAの科学者は望遠鏡からの新しいデータにより2068年の衝突の可能性を否定し、今後100年は(アポフィスの衝突の)心配がないと発表した。
-
写真提供:Photo AC
- サウジアラビア、未来構想に女性宇宙飛行士を登用
- サウジアラビア、未来構想に女性宇宙飛行士を登用 サウジアラビアは9月22日、来年宇宙へ宇宙飛行士を送り出すことを発表した。そしてそのうちの一人は女性になるという。 この王国は、「ビジョン2030」計画の一環として、宇宙飛行士養成プログラムを開始する予定である。 しかし、サウジアラビアの宇宙プログラムは、隣国のアラブ首長国連邦に遅れを取っている。アラブ首長国連邦は2021年に火星探査機を打ち上げている。 サウジアラビアは、女性に社会での自由を与えて来なかった長い歴史がある。 ************************************* 【お知らせ】 これまで「やさしく読める英語ニュース」に付随して毎回「リスニング聞き取り問題」を提供していましたが、今回100回目をもちまして終了とさせていただきます。
-
写真提供:Photo AC
- 日本の小中の理数学力、高水準を維持:国際学力調査
- 日本の小中の理数学力、高水準を維持:国際学力調査 2023年の国際数学・理科教育動向調査で、日本の小学生と中学生が算数・数学と理科で点が高かったと文部科学省が12月4日に発表した。 日本は、小学4年算数の平均点は591点で、世界5位だった。 中学2年理科の平均点は557点で、同3位となった。
-
写真提供:Photo AC
- スイス国民投票、動物実験禁止案に反対
- スイス国民投票、動物実験禁止案に反対 2月13日、スイスの有権者は、国民投票により動物実験禁止案を否決した。 投票は議案に対し圧倒的な結果となり、79%が禁止に反対、賛成はわずか21%だった。 賛成派は、スイスを、医学や科学分野での実験で動物の使用を禁止する最初の国にしようと考えていた。 しかし、多くの製薬会社を含む反対派は、この禁止案がスイスの経済に打撃を与えるとしていた。
- Top
- やさしく読める英語ニュース
- 人に親切にすることは報われる:科学者の報告