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2024年の英語ニュース
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科学2024/06/17
- 地質学者、「モナ・リザ」が描かれた場所の手掛かりを発見
- 地質学者、「モナ・リザ」に描かれた場所の手掛かりを発見 数百年もの間、「モナ・リザ」に描かれたのはどこかが謎だった。 地質学者でイタリア・ルネッサンスの専門家でもあるアン・ピッツォルッソさんは、その場所を特定したと主張している。 それは北イタリアのコモ湖に面した小さな町、レッコだ。レッコ特有の石灰岩の岩層が、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画(「モナ・リザ」)の背景に描かれている風景のものと一致すると彼女は言う。 美術史家マイケル・デイリーさんは、彼女の発見は非常に説得力があると述べている。
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生活・文化2024/06/17
- 自宅で亡くなる独居の高齢者、年間6万8000人に:警察庁
- 自宅で亡くなる独居の高齢者、年間6万8000人に:警察庁 65歳以上の高齢者が一人暮らしの自宅で亡くなる件数は、年間ベースで推計6万8000人にもなる、と警察庁が発表した。 この数字は、今年第一四半期にいわゆる「孤独死」で亡くなった65歳以上の高齢者の件数に基づいている。 警察庁が5月13日に発表したところによると、今年1月から3月にかけて自宅で亡くなった一人暮らしの人、2万1716人のうち、約80%が65歳以上の人々だったという。
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科学2024/06/03
- 薬草でけがを治療する野生のオランウータン
- 薬草でけがを治療する野生のオランウータン オランウータンが顔の傷に薬草を当て治療したという論文を『サイエンティフィック・リポーツ』誌が掲載した。 この論文によると、研究チームがインドネシアで「ラクース」という雄のオランウータンが薬草をかんでいるのを目撃したという。 ラクースは頬の傷口に(この植物の)汁を塗り、その後かんだ草で傷口を覆った。1ヵ月で傷は治ったという。 科学者たちによれば、これは自分の疾病を自然界にある治療薬で治そうとする動物がいることの最新の一例、とのこと。 ****************** 注:オランウータン インドネシアのスマトラ島とボルネオ(カリマンタン)島だけに生息している。オランウータンとはマレー語で「森の住人」という意味があり、現在絶滅の危機に瀕しているといわれている。(WWFによる)
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経済2024/06/03
- 日本で強まる「カスハラ」防止対策
- 日本で強まる「カスハラ」防止対策 顧客と接する機会が多い店員などに暴言をはいたり、嫌がらせ行為をするカスタマーハラスメント(カスハラ)が日本で深刻な社会問題になっている。 日本労働組合総連合会(連合)が2022年に実施した調査では、回答者の67.5%が何等かの形でカスハラを経験していたという結果が出ている。 JR東日本はカスハラ防止の新しい方針を設けている。また、東京都はカスハラを防止するための条例の制定を検討している。
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政治2024/05/20
- 英下院、たばこ販売禁止法案を可決
- 英下院、たばこ販売禁止法案を可決 広範囲に影響を及ぼすたばこ販売禁止法案が4月17日、イギリス議会の第一回目の投票で可決された。 「紙たばこ・電子たばこ法案」では、2009年以降に生まれた人は、成人した後もたばこを買うことができなくなる。 この法案は現在、議会での修正段階に移っている。 イギリスのリシ・スナク首相は昨年10月にこの法案を発表した。
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生活・文化2024/05/20
- ゴールデンウィーク開始で旅行者が空港や鉄道駅に殺到
- ゴールデンウィーク開始で旅行者が空港や鉄道駅に殺到 大型連休が始まり、日本各地で気温が25度を超えた。 10日間の連休の2日目となる4月28日には、京都市で30度を記録した。 旅行代理店のJTBによると、ゴールデンウィーク中の国内旅行者数は約2,330万人と予想されていた。 この数字はコロナ禍前の水準の約90%にあたる。
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生活・文化2024/05/07
- 小学生に人気の職業、一位は「パティシエ」
- 小学生に人気の職業一位は「パティシエ」 ランドセル素材メーカーのクラレによると、今年小学校に入学する子どもたちが最もなりたい職業のトップは「ケーキ屋・パン屋(パティシエ)」だった。 クラレは2023年5月から2024年2月にかけて調査を実施した。新しいランドセルを購入する時期に合わせ、子どもたちに将来何になりたいかを尋ねた。 男女合わせて最も人気があったのは「ケーキ屋・パン屋(パティシエ)」で、2位は「警察官」、3位は「スポーツ選手」だった。
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生活・文化2024/05/07
- 台湾東部で地震、捜索が難航
- 台湾東部で地震、捜索が難航 4月3日に台湾で大地震が発生し、救助隊が生存者の捜索を始めた。 しかし、それは危険な仕事だ。土砂崩れや落石が発生する恐れがあるからだ。 これまでの死者数は12人*となっている。 マグニチュード7.2の地震は、朝のラッシュ時に台湾東部の花蓮県を襲った。 傾いている建物もあり、救助活動はさらに危険になっている。 ************************************** * 4月5日時点の情報による
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生活・文化2024/04/22
- 愛子さま、日本赤十字社に初出勤
- 愛子さま、日本赤十字社に初出勤 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは4月1日、日本赤十字社に初出勤された。 東京・港区の赤十字社本社前で記者団に対し、早く職場に慣れたいと述べられた。 愛子さま(22)は日赤でボランティアの研修・普及業務で働く一方、皇族としての務めも両立される。
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経済2024/04/22
- ドライバーなどへの時間外労働の上限規制開始
- ドライバーなどへの時間外労働の上限規制開始 4月1日よりトラックやタクシー、バスのドライバーに残業時間の上限規制が始まる。この規制は2019年から実施された労働基準法の改正に基づいている。 トラックなどの運転手の場合、時間外労働の上限は原則年360時間とされ、建設労働者も同様に、年間360時間の上限が適用となる。 しかしながら、これらの規制が深刻な労働力不足につながるのではないかという懸念もある。 トラック運送業をはじめいくつかの業界ではこの(懸念されている)可能性を「2024年問題」と呼んでいる。
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科学2024/04/08
- 「鉄の肺」で70年超過ごした男性が死去
- 「鉄の肺」で70年超過ごした男性が死去 「鉄の肺」と呼ばれる人工呼吸器の中で70年間も過ごした米国人男性ポール・アレクサンダーさんが3月11日に死去した。享年78歳だった。 彼の死は弟のフィリップ氏によって発表された。 アレクサンダー氏は子どもの頃にポリオ(小児まひ)に感染し、6歳で全身型の鉄の肺に入れられた。 それでもアレクサンダー氏は精一杯生き、弁護士として働き、世界中を旅していた、とフィリップ氏は語った。
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生活・文化2024/04/08
- 理工系学部の「女子枠」拡大
- 理工系学部の「女子枠」拡大 日本の大学では理工系学部の女子学生を増やすための制度が導入され始めている。 山田進太郎D&I財団の3月7日の報告によると、新たな定員制度により、今年の入学試験での女子枠が40大学で約700人分設けられているという。 他の先進国と比較して、日本の大学は科学、技術、工学、数学を学ぶ女子学生が少ない。
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